災害時におけるSSの取り組み
丈夫な建物だから、自然災害も平気
石油や灯油などを取り扱うガソリンスタンドは、頑丈な構造の建物です。そのため、地震や台風などの自然災害にも大変強く、災害時には燃料の供給をはじめ、被災者の保護や情報提供など、様々な働きをすることができます。石油商業組合のガソリンスタンドでは、この特性を生かして、有事の際には即座に対応できるよう、スタッフの教育に当たっています。
停電時にも対応できるために
ガソリンスタンドで使用している給油器は電動なので、地震などの災害で停電になると全て使えなくなります。給油が出来ないと、救急車や消防車といった緊急車両も動けません。そうならないために、今後、ガソリンスタンドでは自家発電機や手動ポンプなど、電気が止まっても給油ができる機械を導入してまいります。
災害時に頼れる場所、人であるために
電気だけでなく電話すらも通じない、そんな大規模災害を想定して、組合加盟のガソリンスタンドでは、いち早く地域の被害状況、ならびにガソリンスタンド等の情報を把握するための緊急の連絡網整備も進めています。
災害時帰宅者支援
地域の皆さんをサポートするために
いつ何時に起こるか分からないのが地震。日中、両親が仕事に行っている時間や、子ども達が学校にいる時間に発生すると、家族がバラバラに行動しなくてはなりません。そんな時、ガソリンスタンドは地域の皆さんの安心・安全ステーションとなります。例えば、家に歩いて帰る途中で休みたい時、トイレに行きたくなった時、被害状況を知りたい時、いろいろな状況に応じて情報を提供したり、施設を開放するなど、出来る限りのサポートを行います。
災害時における徒歩帰宅者支援に関する協定
熊本県石油商業組合は平成17年12月15日熊本県と災害時における徒歩帰宅者支援に関する協定を締結しました。
災害時における燃料油の供給に関する協定
熊本県石油商業組合は平成25年3月28日熊本県と災害時における燃料油の供給に関する協定を締結しました。